What Shall We Die For?

カレンダーを見たら、実は薬剤師試験まで2週間ちょいしかありませんでした(笑)。いや、笑ってる余裕無いんですけど。そんなこんなでにわかに焦り始めていたりする。だって教科書を3巡はしなきゃならないってのに、1周目も半分行ってないから…。ただでさえ時間がないというのに、完璧に遊びすぎです。先週はTSUTAYAからDVD借りてきて見まくってたしね。ぎゃ~もう何してるんだか!ぐえぁ。
そんなことを言いつつ…今日もノルマを書いた携帯用壁紙カレンダーを”焦りながら”作ったり、バイトしたりしていたら、眠気で勉強がはかどらぬままに終わってしまいました。このままではどう見ても不合格です、本当にありがとうございました。
真面目な話、以前に医者になりたいって書いたけど、薬剤師の勉強すらまともにできないんじゃ無理じゃね?って感じがしますねぇ…。もっと本気で、「今、何をするべきなのか?」を自覚するべきだとは分かってるんだけど。先週見た『パイレーツ・オブ・カリビアン』に”What shall we die for?”(何に命を賭けるのか?)っていう言葉があったけど、いい言葉だと思うよ。何を追求するのか?守るべきものは何か?…答えを出すのは簡単じゃないけどね。
ちなみに今回の試験、例年、学年の5人に1人は落第しております。しかも得点は入試の成績と比例するそうです…でもまだだ、まだ終わらんよ!

時事を見て、学ぶべきことは限りなく。

なんだかイージス艦と漁船の衝突事件がマスコミを賑わわせていますね…おとといまでの餃子事件はどこへいったのやら?それはさておき、このニュースを見て気になったことがあるんで、ちょっと書いてみるんだけど。
この事故、焦点となるのは、イージス艦の監視不足とか、防衛省の体質とかじゃないと思うんですよね。最大の問題は「海上衝突予防法に照らしてどちらに過失があるか」だと思うんです。海上交通については全く知らないのですが、ちょっと調べた限りでは、前方右舷側に漁船を発見したと思われるイージス艦に回避義務があるそうです(操業中の漁船に航路の優先権があるとも書いてあったのですが、事故当時、この漁船は操業していなかったようなので、こちらは該当しないっぽい)。もちろん、現時点では情報が不十分な上に、イージス艦乗組員の証言に矛盾もありますから、海上保安庁の検証が終わるまではなんとも言えませんが…。
で。とりあえずこういうことを踏まえ、責任の所在が明確になって初めて、イージス艦の監視体制とか防衛省の体質とかが問われるべきなんだと思うんですよね。にもかかわらず、この”最初に来るべき問題”を設定した上での議論をしているのは2chやブログばかりで、マスコミとしては毎日新聞ぐらいしかありませんでした。何がいいたいかというと…これってどうなのよ?「また軍事優先の弊害だ」とか「防衛省の体質が…」って意見が出るのは仕方のないことだし、実際おそらくイージス艦側に過失があるんでしょう。けれど、議論には順序というものがあるべきじゃないのかな。だって、ダンプトラックが軽自動車に突っ込んだからって、いきなり「ダンプカーのあんちゃんは傲慢だから…」とか言い出す人っていないでしょ?少し冷静になって考えれば、問題の優先度や順序づけといったものは明らかになり、自分がいかにあやふやで愚かな話を展開しているかが分かるんじゃないかと…。
他人を攻め立てるみたいになっちゃいましたが、なぜこんなことを書いたのかといえば、私も情緒的で、短絡的な思考をしがちだと日頃から感じているからなんですけどね。論点をわざわざ混ぜごぜにしてるっていうか…。こういう性格は”教養がない”ということと同議だと認識されても仕方ないことで、恥ずべきことだと思います。だから、こういう風景を見ていると、もっと教養を身につけて(“知識”ではなく)、論理的に考えなきゃいけないなぁと思います。ただ…ラボの先輩のように、論理絶対主義ってのもいけすかないんだけどね。
うーん、やっぱりもう一度、教養を学び直したいなぁって思う。というか勉強に終わりはないんだろうね、生涯。

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