志願所信書、なるものを書いてみた。

薬学部で医療に触れるなかで、私は、
より主体的に医療に関わる職業として、医師を志しました。
科学的視座に立脚しつつ、同時に臨床で地域社会に貢献するためには、
改めて医学を修めることが必要と感じたためです。

私が特に関心を持っているのは、近年急増する、
神経症などのメンタルヘルスの問題です。
私は将来的に、地域社会で具体的かつ個別に
こういった苦しみに向き合いたいと同時に、
私的にも何らかの形で、より国際的に
解決策の模索に関わりたいと思っています。

そうした医師になるためには、
単身での活動に十分に耐えうるだけの専門性とともに、
地域社会や医療システムの中で協働していくための
社会性を持たなくてはならないと考えています。
その点、地域医療の向上を目標とする貴学は、
総合医・臨床医を重視したカリキュラム、
そして全寮制という環境が整っている点で、
とても魅力的に思われました。

以上の理由より、貴学を志望いたします。

ということで、いま思ってることとか、まとめてみたんだけど。

実は、出願しようと思ってた大学の締切が今日だったんで、
慌てて願書とか志望理由とか書きあげて送ったんだよね。
…まぁ、正直センターの次の日ってのも気乗りしないんだけど
こういうのは先送りしても仕方ないし、ちゃっちゃとやるに限る!

それはさておき。そこに書いた志願所信書、それが上に書いた文章。
載せてどうするんだって話もあるけど、まぁブ”ログ”だしぃ?
今日の記事は個人的な日記と割り切って書いてみてるだけ。

で、調子に乗って、所信書を書くためにまとめた思いも描いてみようと思う。
…あくまで日記ですし!おすし!

んーとねぇ、自分にとって何がライフワークかってことを考えてみたんだけど、
やっぱ人間がこの先どううまくやってくか、ってのが一番大事だと思うんだわ。
テレビや本を通じて、あと昨日つくばの街をブラついてても思ったんだけど、
最近”他人のことには興味ありません”って感じの人が多すぎるんだよね…。

でもね、この世界に生まれてきたんだし、この世界で一緒にやっていくしかないだろ?
そりゃある程度は”私は私 キミはキミ”でもなんとかなっちゃうんだけど、
でもこの世界には、それだけじゃ衝突や不利益が生じることもあるわけで…
やっぱそういう部分については、社会性を持って、対話を重ねていかないとマズい。

ちょっと愚痴っぽくなっちゃったけど、そんなわけで私としては、
やっぱり「ヒトの生き方の基本」みたいなものは明確にしときたいと思うわけ。
少し飛躍はあるけれど、でも「我々はどこに行くのか」を考えるとき、
まずは正確な人間観を描き出すことが必要だと思うんだわ。
で、そのアプローチなんだけど、学問的には2通りあると考えてて。

1つ目は「我々はどこから来たか」というアプローチ。
数百万年前、人類が誕生してから今までにどういう生活を送ってきたか。
男女・家族・コミュニティといった社会システムの変遷を考察するという道のり。
おそらく、文化人類学・民俗学・教育学といった分野が該当するんだけど、
これからの社会を考える上で、即効性の高い議論が生まれると思う。

もう1つは「我々は何者か」というアプローチ。
人間の身体、特に脳の構造がどういうシステムになっているか。
老化のプロセスや心のメカニズムを解明するという道のり。
脳科学を中心とした生命科学や、あるいは心理学からの研究によって
これからの社会ですべきこと・すべきでないことが明確になるような気がする。

いずれにしても、”空気を読む”議論ではなく、科学的に、
ある意味でエビデンス・ベースな研究と論議を積み重ねていく必要があると思う。
そして、いずれのアプローチ可能性も持ち、なおかつサイエンスに根ざすものとして、
私は医者という仕事を選択しようと思ったわけ、なんだけど。

…正直、今となっては、本当に医者という選択が正しかったのか、かなり疑問。
正確には、臨床医という道のりが正しかったのか、と言ったほうが正しいんだけれど。

実は、さっき予備校から留守電が入ってたみたいなんだよね。
おそらく、センターの結果から受けた方がいい大学をアドバイスしようって親切心?
だけど、正直そんなのこっちは全然求めていないわけで。
むしろそれ以前の問題、ライフワークをどうするかで迷ってるわけなんで。

でも、こういうことに関しては、友達や指導教官はもちろんのこと、
親ともまともな”対話”が成り立たないってのは学んだので、そこは相談しない。
かといってカウンセラーとも別れちゃったし、相談できないってのは辛いけれど…
でもとりあえず黙って受けてみて、その結果をみてカミングアウトしてみるつもり。

そんなわけで、受験まであと1週間…見ててください!

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