終戦記念日なので、アニメに文句を言ってみる。

赤 73→74
章 戦功水晶章→勲功翼章

累々とカンパニエ。

他、特記事項なし。

そもそも、カンパニエとビシージしかやっとらんからねぇ…
ビシージで逃げ回ってるせいか、回避スキルばっかり無駄に上がる。
どうせなら短剣スキルも同じくらいスムーズにいけばいいのに!

…それより終戦記念日か、今日は。

『ベクシル -2077日本鎖国-』というアニメをね、借りて観たんだけどもね。
これがなんとも…感想を一言で表すと、なんというか、その

あちゃー (;´∀⊂)

もちろん、脚本は人並みには練ってあるとは思うんですよ。一応プロだし。
だけどねぇ…なんか現実味がないし、安っぽすぎるんだよなぁ…

日本が技術で天下を取るとか、それなんて昭和?っていう。

なにより、人が簡単に死んでいくのが気に入らない。
ここのところ、大雨やら地震やら災害が立てつづけに起こってるじゃんか?
そういうニュース見てて、亡くなった人や残された人のことを考えてたせいか、
なんかものすっごく命の描写が安っぽいところは、ちょっと見過ごせない。

戦争はよくない、戦争は繰り返してはならない、っていくら言ったところで
実際に「死ぬ」ってことがこの程度にしか理解されていないんじゃ
まぁ、結局はうわべだけっていうか、たかが知れてるよなって気がする。

この現状はマズいと思うんだけどねぇ…

ビジネスでやる以上、メディアミックスでお金儲けするのが悪いとは思わないけど
もうちょっと真剣なアニメを作ってもいいんじゃないかって思う。
このままじゃ、世界のクロサワじゃないけど、
日本のアニメが「宮崎駿」ばっかりで終わりかねないような…

アニメの技術面について覚え書き。

現在、日本のアニメーションの潮流のひとつとして、
「モーションキャプチャー」と「トゥーンシェーダー」を駆使して作る
「3Dライブアニメ」というスタイルがあるんだって。
『アップルシード』とか『ベクシル』とかがそうらしい。

…よく分からない言葉がいっぱいでてきたから、俺の分かる範囲で書くのぜ?
題して「オポオポにも分かる3Dライブアニメ」(ミスラにはちょっと厳しい)

「モーションキャプチャー法」というのは(Wikipediaによると)、
生身の俳優の動きをそっくりそのままコンピューターに読みこんで
それと同じ動きをCGキャラクターにさせるという技法。
ハリウッドでは「キーフレーム法」と組み合わせて使うそうです。
(これは、決まりポーズだけを作り、その間の動きは自動生成しちゃう方法らしい)

一方、「トゥーンシェーダー」というのは文字通り、
CGの影をマンガとかセル画っぽい感じに表現するためのプログラム。
これを使うと『ファイナルファンタジー』のような生々しい質感ではなく
離散的というか、要はコントラストの高い影や色彩になるらしいです。

以上、ごちゃごちゃしてよく分からないのだが、要するに結論としては
精密なメカニックがリアルに動かせて、影もアニメっぽくなる、ってことだろう…

で、改めて『ファイナルファンタジー』と『エクスマキナ』を比べてみたんだけど
『FF』の段階ではまだまだだった、メカニックや人体の表現(特に表情)なんか
格段に進歩したんだなってことが、凄くよく分かる。

でも、正直に言えば、ぶっちゃけ変わってないんじゃね?っていう部分も多い。
モノの質感みたいな静止物体の表現は、『FF』でもかなりガンバってるし。

その中でも、特にアニメとして致命的だと思うのは
生き物の動きは、表現力がほとんど進歩してないということ。

キモチワルクテミテイラレナイ、とまではいかないけど(←どこぞの美大教授談)
『FF』で妙に滑らかで気持ち悪いと言われた動きの表現が今も健在なんだよね。
アクションシーンのメリハリある動きは安心して見ていられても、
ふとした立居振舞いが不自然で、激しく違和感を覚えることが多い。

でも、決まりポーズだけなら、ポリゴンのSSとかで済むわけだろ?
アニメは動かしてなんぼなんだから、もっとここは良くならないだろうか。

もちろん凄く難しいことなんだろう、ってのは分かっているんだけどね。
「不気味の谷」っていうのがあるということは長く言われていることだそうで、
だからこそPixerも、『トイ・ストーリー』から『ウォーリー』まで
一貫して無機質やデフォルメしたキャラクターしか使ってこなかったらしいので。
そこで敢えてリアリティを志向してるわけだから、難しいのは当然なんだろう…

でも、今までのアニメーションは、動きも全部クリエイターがやってたんだし、
モーキャプでできない部分くらいは人間が補えないのかなぁ、とも思う。
今日見た限り、『アップルシード』『エクスマキナ』辺りはなんか行けそうなので、
そのへん、今後の技術発展にさらに期待です。

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