クリムゾン・タイド

『クリムゾン・タイド』を発作的に観たくなって,DVD+CDをレンタル.改めて観ても素晴らしい映画だ.90年代の時代性,潜水艦という特殊な環境,そして「中年」「保守的」「白人」艦長 対 「若く」「勤勉」「黒人」副長という二項対立.とてもよく出来たジャーナリスティックなサスペンス.

改めてチェックすると,トニー・スコットやジェリー・ブラッカイマーなど,スタッフ陣もとてつもなく豪華だ.というか音楽,これもハンス・ジマーなのか!全然そんな感じがしなかったけど.

サントラは単体で聴くと「あれ,こんなんだっけ?」という感じがしたのだけど,実際に映画を観たら納得.同じ旋律の繰り返しじゃなくて,微妙に変化・修飾・発展させているので,実際には非常に長い曲なんだ…有名な旋律はそのごく一部に過ぎないのね.でも,音楽単体で完成するのではなく,映像に完璧に寄り添っている音楽という点で,これこそ正統な映画音楽かもしれないなって感じがした.

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the London Underground Map

Youtubeで,ロンドン地下鉄の地図に関するドキュメンタリーを見つけた.BBC Fourで放送されていた”Design Classics”というシリーズで,1987年に放送されたようだ(残念ながら字幕なしです…)

路線図を初めて「地図」ではなく「図」にしたという当たり前の話からちょっと踏み込んで,それが市民にどんな影響を与えたかということまで検討しているところがよかった.ほとんど隣町と言っていいような場所に住んでいても,地図のせいで自分は「ロンドン郊外」に住む「ロンドン市民」なんだと感じてしまう話や,逆にロンドンっ子にしてみれば,あたかも田園地帯のある「郊外」に,ちょっと足を運んでみようと思ってしまうという話(実際には全然郊外なんて距離じゃないわけだけど).確かに,私も自分の街が「東京近郊路線図」に載っていないとムッと思ってしまったりと,思い当たる節もあるので,妙に納得してしまった…

それはさておき,ハリー・ベックによる最初期の路線図案は,ヴィクトリア&アルバート美術館に収蔵されているそうだ.それに,フィンチリー中央駅にはちゃんと彼を顕彰したプラークがあるらしい.どっちも機会があったら行ってみることにしよう.

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うるさい花見客は花ごと埋めてさしあげたい

自宅の前の公園の桃が,ようやく咲いた.

今年は開花がずば抜けて遅い.地元商店や屋台の出店期間が今日までなんだけど(しかも延長した上での話),先週まで全然咲く気配すらなく,わざわざ来た人は「はー?なんだこれー?」みたいな感じだった.去年の自粛から一転,大々的に宣伝しまくっていた観光協会としては,ずいぶん気をもんだことだろう.

もっとも,こっちにしてみれば来客は少ない方がいい.じーちゃんばーちゃんの人混みや,シート広げて酒盛りしてる中では,とてもじゃないけど犬の散歩なんてできないし,なによりもガヤガヤされてたまったもんじゃない.一番迷惑なのが「だれでもカラオケ」とかいうやつで,ダミ声の歌謡曲やなんかをスピーカーで流すもんだから,部屋にいてもわーわー聴こえてくるんだよね.なんでこんなものを設置するのか…単なる公害に他ならないわけだが.

バイト先も上野公園なので,こっちも大混雑で大変だ.中国人は集団で来て,空気を読まずにガヤガヤ大量買いをするので面倒なんだけど,もっとたちが悪いのは日本人だったりする(言葉が通じるのに話が通じないので,よけいにそう思うのかも).お金をポイって投げてよこしたり,ひったくるように人の手からものをとったり…この時期は酔ってるからなおのことだ.

昨日なんか,列誘導でぐだぐだ文句を言った客がいたから,思わず「すいませんでしたぁっ!!」って大声で返したら,商品投げつけて帰ってしまった(笑).逆ギレなんて大人げなかったというか,明らかにマズい接客だったと反省しているのだけど,とはいえお世辞にも二度と来て欲しくないタイプだ,

私はもとから人混みが大っ嫌いだからかもしれないけど,花見でレジャーシートを広げる意味が本当に分からない.周りの迷惑にならなきゃいいのだけど,酔って騒いで迷惑かけて,それでいて自分は風流だと思っているのが愚かだと思う.せめて騒音とか飲酒者については,もっと対策を設けるのが筋じゃないか?少なくともアルコールは周りに与える害が大きいって意見があるんだから,公園内では飲酒禁止にしてっていいんじゃないだろうか?

まぁ,とりあえず今年は,開花してから満開になるまでが早かったことだし,この勢いでさっさと散ってくれんことを!

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