the London Underground Map

Youtubeで,ロンドン地下鉄の地図に関するドキュメンタリーを見つけた.BBC Fourで放送されていた”Design Classics”というシリーズで,1987年に放送されたようだ(残念ながら字幕なしです…)

路線図を初めて「地図」ではなく「図」にしたという当たり前の話からちょっと踏み込んで,それが市民にどんな影響を与えたかということまで検討しているところがよかった.ほとんど隣町と言っていいような場所に住んでいても,地図のせいで自分は「ロンドン郊外」に住む「ロンドン市民」なんだと感じてしまう話や,逆にロンドンっ子にしてみれば,あたかも田園地帯のある「郊外」に,ちょっと足を運んでみようと思ってしまうという話(実際には全然郊外なんて距離じゃないわけだけど).確かに,私も自分の街が「東京近郊路線図」に載っていないとムッと思ってしまったりと,思い当たる節もあるので,妙に納得してしまった…

それはさておき,ハリー・ベックによる最初期の路線図案は,ヴィクトリア&アルバート美術館に収蔵されているそうだ.それに,フィンチリー中央駅にはちゃんと彼を顕彰したプラークがあるらしい.どっちも機会があったら行ってみることにしよう.

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