ソマリアにとっての「現実」

今日は,UNICEFで働いていらっしゃる國井修さんの話を聞いた(日経ビジネスに「終わりなき戦い」という連載を書いていらっしゃいます→コチラ).

なんだかいろいろ考えさせられてしまった.各国政府や出資者の思惑の中で踊る国連のことや,現場が深刻な飢饉に至ってから初めて「悲劇」を報道するメディアのこと,「正義」を信じて同胞すら殺している武装集団のこと…そして何より,そうしたしょーもない大人の事情の中での人生.歯がゆいというか,苦いというか,嫌な気分だ.なにより,そこに関わっている誰も,別に“悪意”があってやってるんじゃないってことが,一番悲痛な現実だ.

ちょっと受け止めるには重い世界.そこにある現実と向かい合っていかなきゃならないとは分かっていても,思わず逡巡せざるをえない世界が,私の眼前に広がっているんだと感じる.

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