家庭医もいいなー

今日は,英国家庭医学会の元会長であるネイバー先生と,日本人初の家庭医専門医となった澤先生による講演会.

非常にインプレッシブで,いい講演だった.家庭医ってのがどんな仕事か,日本の「かかりつけ医」や「総合診療医」(総合病院で何科に当てはまるか分からないような患者さんを診察する医師のことデス)とどう違うのかっていうのがよく分かった.日本のいわゆる「街医者」より,かなりいろんな仕事をやっている印象.風邪から精神疾患やガンの終末ケアまで…って結構これ大変だな、おい!!(でも,正直今まで総合診療医になろうと思ってたんだけど,ちょっと家庭医に心が揺らいだ)

公衆衛生学の小論文を書いたときに,最近のイギリスの医療事情が分かりにくいなって感じたんだけど(邦訳のレポートはブレア政権時代のものが多い + 現地の記事を読んでも実際の雰囲気がよく分からない),その辺についてのアップデートでリアルな情報も聞けた.イギリス国内でいかに「家庭医」という存在が市民の信頼を獲得してきたか,これからも予防医療の側面で重要になっていくか,政治的な話も絡んできて,ちょっとピリッと刺激的.

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