病院訪問00: 都立病院

友人に誘われて、某都立病院を見に行ってきた。正直、まだ就職活動という視点が欠けていたかもしれないけれど、思ったことを簡潔にメモ。

(言うとバレるが)精神科専門病院なので、後期研修に繋げての専門的な研修を初期からできるという点は魅力(特に後期からは入りづらいので、将来的にここに勤めたいと思うなら余計に)。待遇や寮などの環境面も最高レベル。ただし専門性の裏返しとして(救急などのプログラムを外病院で受けられるけれど)一般内科・外科のトレーニングに偏りが生ずるかな?という危惧。また、指導医や研修医とお話していて若干の不安を感じたのも正直なところ。学閥も微妙に、しかし確実にある。

将来の進路が揺らいでいる人、あるいは私のように初期研修と後期研修をある程度分けて考えたいと思っている人には、ちょっと微妙なところか。

Read More »

Comments Closed

先生のところへ

今日は、高校の恩師のお宅へ。

夕食時の会話がとても楽しい。実際どうなのかは分からないけれど、毎年来るたび、素敵なご夫婦だと思う。なんていうか、ベタベタするんじゃなくって、お互いに相手のプライベートも大切にしながら、仲良くやっている感じ。この感じが好きで、毎年来てしまうんだと思う。

それにしても、もう卒後10年になるんだよねー。同期はみんな社会人になっているだろう中で、私はずっと足踏みをしているだけだったってのが、正直、嫌になる。

Comments Closed

研究者のためのSNS

いっぱいツイートされた論文は、11倍引用されやすいらしい。

…引用されるようなインパクトのある論文が、いっぱいツイートされてるってだけじゃね?ということで、個人的には眉唾モノだと思ってるこのデータ。でもSNSフリーではやっていけない時代になっちゃってるのは事実だよねぇ…ツイートを参考文献に上げるなんてことだって真面目に議論されているみたいだし。一方で(好きな人は好きな)インパクトファクターは実際の引用回数との相関性が低下しているという記事を読んでも、あぁ、やっぱり電子化時代なんだなぁ…などと思ったり。

ということで「SNSはたいせつだね☆」という結論に至り、ひとまずChristie WilcoxScience Podcastで話していたことに従って、基本中の基本とされるSNSだけセットアップしてみた。プロフィール公開用のGoogle+,人脈を辿るためのFacebook,そしてコミュニケーションのTwitter。どれも以前からアカウントを作るだけは作っていたけれど、実名ではなかったので、ひとまず実名にしてプロフィールを書き込み、相互にリンクもさせた。

ひとまず使ってみると、それぞれの違いといったものはやっぱり感じる。例えば、Twitterはいろんな人に話しかけ話しかけられ、ブレインストーミングするのに向いているとか、Facebookは「友だち」づくりに向いているとか。けれど、いずれのSNSも何かに特化しているというわけではなく、重複する部分も多いので、あまりその辺を気にしすぎる必要はないのかなって思う。そもそも、いまは上述のようにアカウントをリンクできるから、例えばツイートを自動的にFacebookに反映できたりするわけで、どっちかっていうと単純に多くのSNSをアクティベートして、つながる機会を増やすってことの方が重要なのでないかと(特に私の場合、あくまでウェブで探されたときに見つけやすくしておこうというだけなので)

注意するべきは、SNSに深入りしすぎないということ。クリスティーは「移動時間やなんかの“無駄な”時間を使えばいい」って言ってるけど、個人的にはそもそも“無駄な”時間なんてものはないと思う。以前のエントリでも書いたように、SNSは価値の少ない大量の情報で時間を浪費しがちなメディアだと思うので、時間を決めて使うのがいいんじゃないかなぁと感じている。私の場合、どのSNSも作業用のMacとケータイからしかアクセスできないようにして、自宅では全く触れられないようにした。まぁ、問題はいつまでこの状態で押し通せるかなんだけど…

P.S. PLOS Bioに内容がぴったりの論文発見。

Comments Closed

就活はたぶん出会いの中で決まる

父が「医師の就活は飲み会とコンピュータで決まる?」というコラムを刷ってきてくれた。研修先の病院をみんなどのように決めているのかに関する記事で、そんなにインパクトのある記事ではないけれど、面白かった(どっちかって言えば、その前の世間知らずのボンボン医学部生は鬼嫁を引きやすいみたいなコラムのが面白かったけど)

今週は高校時代の同級生に何人か会うことができた。日曜日に会った友達は、同じ大学を先に卒業した研修医2年目。当初は小児科や精神科を考えていたようだけれど、いろいろな現場を見た結果、後期研修はいまの大学病院で救急をやることに決めたらしい。今日あった旧友は研修医1年目、いまは大学病院であちこちをローテーションしていて、まだ将来どうするかは決めていないとのこと。どちらもだけど、特に後者は(飲み会ではないけれど)いろいろな人に誘われて研修先を決めたみたい。

自分のやりたいことが決まってる人なら、その分野に特化した病院に行ってがーっとやればいいんだろうけど、実際にはほとんどの人がそうじゃないんだと思う。いろいろな人に出会い、別れる中で、いつからか尊敬する人に導かれ、気がついたらここに来ていた…っていうのが普通なんじゃないのかな(あくまで妄想なんで違うかもしれない)

Comments Closed

新生FFXIV ベンチマーク ワールド篇

先週からぼちぼちヴァナに復帰…とは言っても、特にこれがやりたい!っていうものがあるわけではなく。まぁ、認めたくはないけれど、正直もう飽きたんだろうなぁ。特にソロオンリーでやってると、遊んでても常に“詰んだ感”に苛まれるのは哀しい。アドゥリンはたぶん買うけど、どうせこれもガチで楽しむことはできないんだろうなーって既に冷めている自分がいて、我ながらうんざり。

んなこともあって、景色やなんかを楽しむだけなら、いっそ前から気になっていたFFXIVに移ろうかなぁ…なんて思ってたり思ってなかったり。まぁ、主な動機がオスッテ見たさだというのは否定しないが…とにかく新生のベンチマークが出ていたので、試しに走らせてみた。

グラは綺麗、これだけで十分!!…って言いたいところだけど、あれなんか思ったのと違うよ?というか旧ベンチマークと全然違う。確かにグラフィックは綺麗なんだけど、旧ベンチのグラフィックは(FFXIでもそうだったように)かなり「盛った」映像だったんだなぁと、旧FFXIVを未プレイの自分としては、期待が高かっただけにちょっとガッカリ。

登場するモンスターやなんかを見てても、ほとんどFFXIの焼き直しってところも微妙。FFXIを綺麗にしただけなのか、それともそれ以上の何かがあるのか…ストーリーの魅力はベンチからは分からないので、あとはストーリー次第なのかなぁ。

上のGameTrailersのレビューなんか見てると、旧FFXIVは国内外を問わずコテンパンだったことをあらためて認識する。新生は単なる旧作の改良版じゃなくって、ほとんど続編みたいな位置づけで、何から何まで見直されているということではあるけれど…まぁ、最初が最初だっただけに、プレイヤーを呼び戻すには相当の改善が必要なんだろうなぁ。

私がヴァナに来て、この春で遂に10年目に突入するんだよね。きっとFFXIも(もはや惰性で)続けていくんだとは思うけれど、具体的にどう関わっていくのかは、ちょっと考え直すべき時期なんだろうと感じている。FFXIでもっとMMOらしいことを頑張ってみるのか、さっくりFFXIVに移行するのか…あるいはもしかすると、どっちもやらないってことだってあるかも。

Comments Closed