「先生」と呼ばれること

医学部に来て面食らったことに、先生が生徒を「先生」と呼ぶということがある。

何を言ってるのか分からないと思われるかもしれないけど、例えば授業中、教授が私のことを「るしな先生」って呼んだり、全体に対して「先生方は…」って話しかけたりするってこと。まだ学位も医師免許を持っていないどころか、臨床の経験すら皆無の状況で「先生」って呼ばれるのには凄く違和感があるのだけど…これは他の学部、例えば看護とか獣医とかでもあるんだろうか?少なくとも薬学部では経験したことがない。

なんで学生を「先生」って呼ぶのかは、正直よく分かんない。普段から研修医を指導してたりってことで、こう呼んだほうが落ち着くのかもしれない。学生にしてみれば、呼ばれるごとに「自分は医師になるんだ」って自覚を促される一方で、何も知らないうちから偉くなったような錯覚も覚える、まさに諸刃の剣。少なくとも私は落ち着かないっていうか、なんかうずうずして気持ち悪い。ドラッグストアでお客さんに「先生」って呼ばれることもあったけど、やっぱり苦手だったなぁ。

とりあえず「師」のつく職業(医師とか教師とか)はジョーシキがないって言われないように、「先生」という呼び名に恥ずかしくないようになれよ、ってことと解釈してみるか。

先生(教授だから本当の「先生」ですっ!)とメールをやりとりしていて、ふと思ったことを書き留めてみた…つまらないエントリだけど。

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