聴診器、前編。つまり医学部生は聴診器を輸入できない。

つまりは表題通り、聴診器が輸入できなかったのでがっかりしているという話。

医師や歯科医師は3本、一般人でも1本までなら大丈夫!というウェブの情報を信じてSteelesでリットマンの聴診器を注文したはいいものの、通関に必要な薬監証明が取得できなかった。厚生局に電話して交渉してみたけれど「所詮は学生さんでしょ?」の一点張りでらちがあかない。ネームを刻印してしまったせいで返品もできないので、結局、泣く泣く滅却処理(=通関前廃棄)を依頼。送料含め、2万円の丸損だ。

いろいろ考えたんだけどねぇ…一旦返送して、友人の医師や獣医師に代わりに受け取ってもらおうかとか、アメリカにいる知人に預かってもらおうかとか、あるいは2年間の長期蔵置ができないかとか。でも、人様に迷惑かけたくないし、自分としてもこれ以上この問題に煩わされるのは割に合わないと思ったので、ここまでの費用をサンクコストだと思って、潔く諦めることにした。

しかし掟は掟とはいえ、薬事行政は穴だらけ。今回はダメの一点張りだったけど、ウェブの情報を見ている限り、おそらく管轄厚生局や担当者によって判断はまちまちなんだろうと思う。Steelesも「1本まではオーケーなはず」って言っていたので、おそらく私と同じような立場でも通関できた方が過去にはいるんじゃないかと…というこのサイトの情報も信用しないでね。あくまでやるときは自己責任で。

それにしてもサービス業じゃないとはいえ、厚生局の小馬鹿にしたような応対はお世辞にも愉快じゃなかった。腹が立つから医師免許を取った暁には心置きなく、盛大に輸入してやることにしよう…聴診器3本(え!

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