Re:tweet 1280. 学生最後の夏休みは、早めに。

ひと足はやく、夏休みだ。今年の休みは7月から9月のどこかで選べたのだけど、8月に採用面接やらなにやらが集中するので、その前に一目見ておきたいところは見ておこうと思って早めの休みをとった(=受験したいところをまだ見学していない

いつもくだらないことをダラダラ書くのだけど、今月は実習がイマイチだったのであまり思い出せることもないし、実際ツイートを振り返ってもインパクトのあるものはない。マイナー科を1週間ずつ回るというのはやっぱりこちらも身につかないし、教えるほうもどうせ旅の人だからくらいの感じなのか、あまり指導意欲を感じない人ばかりで、互いのためにならないなぁとつくづく思う。まぁ、それでも眼科とか耳鼻科は指導意欲のある方がいて、充実した部分もあったんだけど…話題のスーパーローテーションってのも似たような感じになるのかな?

ともあれ、今日からの1ヶ月は必死でいろいろがんばってみます。

お絵描き

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Volume 1: Thanks for 10th anniversary

Happy Anniversary 10

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E教授の人生論1

部屋の掃除をしていたら、夏に回る予定のラボの教授から、ずっと前にいただいたアドバイスのメモが見つかった。進路を決める際のアドバイスとして、個人的に思い至るところがあり凄く共感したので、ここに転載しておく(ちなみに「1」なのは、「また来たら教えてあげるヨ」って言われたから)

6:4で選択しても10:0で決断せよ

決めるときには6:4程度の微妙な選択であったとしても、一度決めたらはじめから他の選択肢はなかったもの、つまり10:0であったものと考えること。揺るがない決断の上に、次の決断を重ねていくこと。

世の中をよく見る

自分の研究テーマが「当たり」だったからといって、急いて早々に結果を発表しないこと。オリジナリティに乏しい、誰とでもできる研究なら人に先んじて報告すべきだろうが、周囲に真似できない研究は大切に暖めて、仲間とともに育てていくこと。残念ながらどのような世界にも政治的な部分はあるので、誰が仲間かを見極めて、うまく世の中を渡ること。

ないものねだりをしない

お金がないから欲しい、地位がないから欲しい、見目麗しいパートナーがいないから欲しい、というようなものは稚拙な「ないものねだり」に過ぎない。自分が持っていないものをとりあえず欲しがる、そうした「ないものねだり」を人生のモティベーションにしないこと。そのためには、人生の適切な段階で適切な経験を積み、人がどう思おうと自分はこれがしたいと思えるような軸、ライフワークのようなものを見つけること。一緒に生きていくパートナーと手をつなぐのは、そのときでもよい。

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助産師も男女共同参画なのか

先日テレビで人気の助産師が紹介されていたのだけれど、その助産院のお部屋の片隅に「男性助産婦反対」と書いてあるのを見てから、いろいろ考えている。

気になってウェブの記事を読んでみたのだけど、助産師は法律において「女子」であることが規定されているんだね。平等を唱えるアメリカでも、男性の助産師全体に占める割合は2%に過ぎないとのこと。医師と違ってお産にずっと寄り添う助産師が男性ってのは、やっぱり生理的に無理、ってところがあるんだよね。産婦人科医と同じように妊婦さんが男性か女性かを選べるようにすればいいじゃないかという意見は、一見もっともらしいけれど、一方でそんな選択できるほどのマンパワーは日本の医療現場に残ってないというのも現実なわけで(たぶん、男性助産師は需要が少ないから雇用されない、というかたちになるのだと思う)

ただ、個人的には法律で規制するのはどうかという想いがしなくもないのだけど。この問題は需要と供給のバランスで自然に均衡に至るものであって、法律にこだわるのはもっぱら(医学史おなじみの)既得権益のせめぎ合いなのではないかという思いもする。

しかし、こういうのはどこまで男女平等とか男女共同参画とかってのを追及するべきなんだろう。だって、どこまでいっても結局、妊娠するのは女性、分娩も女性、授乳も女性しかやらないわけで、そこに「いやいや、助産師も平等、男女どちらもいなきゃダメでしょ」というのは、やはり苦しいのではないか。個人的には、やっぱり機会均等に留める(あるいは、機会均等だけは厳守する)のがベストなのかなと考えている。助産師になるチャンスは男にもあるけれど、あえて男性助産師を増やすつもりもありませんよと(ただ、未だに男子に下駄を履かせて内定与えていることがニュースになるようなこの社会では、逆に女性を増やすイニシアティヴは必要だなと感じるけど)

…余談だけど、好きになった男との子どもをお腹の底で育て、激痛に耐えながら、本能からの叫びをあげつつ産み出すところを赤の他人に見られるというのは…ちょっと私には考えられない。改めて母って凄いなと思ってしまった。

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