なんかケモっぽい夏シネマの前売券に必死

明日から公開の『グスコーブドリの伝記』ッ!!あー前売券買い忘れてたアッー!!!…って今頃気づいたんだけど,もうどこの劇場でも前売券が売り切れていて,あー遅すぎたわーもう絶望!死ぬしかない!!と思ったら「ビックカメラで見つけたよ!」という情報を発見!信じて慌てて走ってgetなのです!(twitしてくれた方,この場を借りてありがとうthx!)

この作品,小学生の頃から死ぬっっほど好きなんです!!“貧しい農村で孤児になってしまったブドリが,苦学の末に才能を見出され,科学者としてイーハトーブ火山局で活躍するようになり,最後には火山の噴火を止めるため,若くして自分の身を犠牲にする――”っていう,いま考えてみればこっちが顔から噴火するんじゃないかってくらいこっ恥ずかしい話なんだけど,もうバカ正直すぎるところに共感しちゃったのか,子供心になにかあこがれるものがあったのか…図書館に置いてあったのは94年のアニメ版絵本だったんだけど,自分で買って,今でも本棚の「だいじなもの」コーナーに並べてます(笑)

で,今年映画化されたのは『銀河鉄道の夜』の杉井ギサブロー監督ということで,また猫スキーにはたまらないっていう!!正直,オグリ君が声当ててるってことで,それ目当てで観る子もいるんだろうなぁと思う一方,もろ商業作品って感じになって原作の真摯な素朴さみたいなものが失われちゃってるんじゃないかと心配していないこともなく…でもとにかく楽しみ.早いうちに観に行ってくるわ.

それと,これは買うか買わないか迷ったんだけど買っちゃいました『おおかみこどもの雨と雪』!!子供向けアニメを2本も見るのは,ちょっと精神年齢的にどうか…と思ってためらってたんだけど,これ予告編観たら全然フェイク!いきなりカッコイイ狼男出てくるわ,ラブストーリーだわ,ケモっ子産まれるわ,どこをどう観てもアダルトなケモナーホイホイじゃない…やだなにこれ?と思ったらこっちは細田監督で貞本デザインかっていう.正直,映画館のロビーで予告編見てて,鼻血噴いて死ぬんじゃないかって思ったくらいケモいんだが大丈夫か?こんなのを子どもに見せて,これ以上ケモナー増やしてどうすんだ?ってなぜかこっちが罪悪感すら感じるんだけど,それと自分が観るのとはまた別問題.

帰り道のユナイテッド・シネマで前売券買ったら「ストラップ,雨か雪か選べますけどー」って言われたんで,雪のほうがカワイイのかな?と思ってそっちにした(隣町のMOVIXで売り切れたって聞いてたし).だけど,片方だけもらうと「雨ももらってあげなきゃ!」みたいになるわけで…でもまた買いに戻るの恥ずかしいから,無駄にMOVIXに行ったら「あーストラップなくなっちゃったんですよー」って言われて,結局またユナイテッドに戻って買い足すという.チケットカウンターの人に何でまた来たんだ?って顔されたけど,まぁ仕方ないです,自分でも何往復してんだって思ったもん.つーか,2枚も買ってどうすんだっていう.

まぁ,自他公認のギリギリ族の私としては,今回はいつものように涙を呑まずに済んでちょっと一安心♪だったり.それにしても今年の夏は亜人?人外?まぁとにかくケモノ系の映画が多いね!明日から,さっそくブドリが封切りになるので楽しみなのだ.

Comments Closed

タイタニック IMAX 3D

『タイタニック』の3D版を,IMAXシアターで観てきた.

一般で2,200円もしたけど,それだけ払っても観る価値があったと思う…もう開幕すぐ,サウサンプトン港のシーンで感涙だった.スクリーンも大きかったので(大げさな話じゃなく)本当にタイタニックに乗船しているような感覚だったわ.もとが97年の作品だから,3D化は後処理でやったんだろうけど,重要なシーンで3D効果を強調しているので“3Dらしさ”はしっかり実感できる作品になっていたと思う.3時間半の超大作だけど,最後まで全然飽きることなく,のめり込みっぱなし…ジェームズ・キャメロン,もはやあんたは神だ.

値段も高いし,そんなに人はいないかな?と思ってたんだけど,平日午後の上映だった割には結構な入りだった.特にカップルで来てる方が多かったように思う.キャンペーンやってるせいかな?まぁ,それ抜きにでもロマンスありサスペンスありで,十分楽しめる名作だと思うけど.

そうえいば,今回はユナイテッド・シネマで観たんだけど,3Dメガネも使いやすくていい感じだった.3D上映は,以前に『タンタンの冒険』を別のシネコンで観たことがあったんだけど,ここは至ってフツーのメガネで,要するに眼鏡っ子にはなかなかかけづらいメガネだった(上映中に何回もかけ直した).そんなわけで,今回も「まーうまく観れなかったら裸眼でいいやー」程度で行ったんだけど,ここのはメガネonメガネでも観やすいようにできていた.もしかしたらIMAXシアターのメガネだけなのかもしれないけどね…でもまぁ,次もここのシアターで観ることにしよう.

Comments Closed

大好きなキャラクターは選べるように

角川シネマ新宿で『ストライク・ウィッチーズ 劇場版』を観てきた.

午後の上映,昼過ぎにチェックしたら見やすい列がガラガラで,“おっ,ラッキー♪”とか思ってド真ん中の席を予約したんだけど,実際に行ってみたら左右ギッチリ埋まっていたという…もうねー,知らない人とピッタリとか凄くいやなんだけど.つか,おまえらギリギリに予約しすぎだwww

今まで全然知らなかった作品なんだけど,映画そのものについては,まぁ,映画というよりOVAのスペシャル版なのかな?という印象.ちょっとパンツとか絶対領域のアップとかが露骨に多すぎて「うわぁ…」ってなったのが本音だったりする.なんとなく思ったのは,ギャルゲ?とかと一緒でヒロイン候補が何人もいて,その中から自分の大好きな娘が選べるってのが大事なんだなーっていうこと.AKBとかもそうだもんね.

Comments Closed

マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙

大手シネコンでは今日が最終日なので,慌てて観てきた.

実は,ちょうどひと月前にも観たのだけど,ちょっと寝かせてから感想書こうと思っていたのでした.

Read More »

Comments Closed

クリムゾン・タイド

『クリムゾン・タイド』を発作的に観たくなって,DVD+CDをレンタル.改めて観ても素晴らしい映画だ.90年代の時代性,潜水艦という特殊な環境,そして「中年」「保守的」「白人」艦長 対 「若く」「勤勉」「黒人」副長という二項対立.とてもよく出来たジャーナリスティックなサスペンス.

改めてチェックすると,トニー・スコットやジェリー・ブラッカイマーなど,スタッフ陣もとてつもなく豪華だ.というか音楽,これもハンス・ジマーなのか!全然そんな感じがしなかったけど.

サントラは単体で聴くと「あれ,こんなんだっけ?」という感じがしたのだけど,実際に映画を観たら納得.同じ旋律の繰り返しじゃなくて,微妙に変化・修飾・発展させているので,実際には非常に長い曲なんだ…有名な旋律はそのごく一部に過ぎないのね.でも,音楽単体で完成するのではなく,映像に完璧に寄り添っている音楽という点で,これこそ正統な映画音楽かもしれないなって感じがした.

Comments Closed