カザムは滅びぬ!何度でも蘇るさ!

ということで、ちょっとリアルにカザムに行ってきた。嘘です。劇団四季の「CATS」見てきた。
S席、11550円。親に養ってもらっている学生がこんな贅沢していいのかと…いやいや、これくらいせんとやってられないって。徹夜で実験仕上げちゃおうと思って深夜に学校に行ったのに、培養細胞は死んでるし、染色は失敗してるし、機器は故障してr
とりあえず徹夜明けの虚しさをマックで癒して(?)、五反田のキャッツ・シアターへ。S席しか空いてなかったので、泣く泣く福沢様を手渡す。開場まで時間があるので、五反田の丘をブラブラ。怪しげなバックパッカーが、真夏日の高級住宅地を汗だくでブラブラ。なにこれ、カフェも公園もないのかい。半泣きで駅前に戻って、結局モスで休憩。
こんな悲惨な午前でしたが…午後のキャッツはこの鬱々とした感情を吹き飛ばすほど素敵だったのでした♪

ようこそ、ジェリクル舞踏会へ!

キャッツを観ての感想。痩せようと思った。いや、だからといって劇中のバストファージョーンズのようにでっぷりしているわけじゃないけど…。みんなねぇ、体のラインが綺麗なのよー。
ジェリクル・ギャラリーっていう席について調べていたときに、OMNIBUS STEWさんのレビューに”ダンサーのお尻がプルプルしてない!”って書いてあったんですよ。実際にプルプルしてないのかどうかはよく分らなかったですけど(近眼なうえに2階席最後列だったので見エマセン…)、少なくとも、人生で初めて人間の躰を見て”美しい!”って思いました(…正確には2度目かな)。キャッツって、ストーリーというよりはむしろダンスと歌を見に行く、言わば真の「ミュージカル」なのかもしれない(もちろん、お話としてもよかったとは思うけど)。
あとね、今回は席が空いてなかったから仕方ないけど、ぜひS回転席をオススメします。この席以外は見に行く価値がないと言っても過言ではない!たぶん、キャッツの世界にどっぷり浸れる、「感じる」座席だと思います。2階席最後列だと、なんか「見てる」という感じで、ちょっと疎外感を感じて淋しいのです。ただ、2階席だと全体の動きやシアター全体での動きが分かるので、最初にストーリーを掴みたい場合などならばオススメできますけど。
さて…とりあえずCDを買おうかな。それとC席とか安いシートでいいから、また近いうちに行ってみよう。

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