自分の"道具"を使いこなせることは、凄いことだ。

毎週火曜日はTSUTAYA半額レンタルの日!(注:私の近所です)…ってなわけで先週母と借りてきたDVDを、今日、ちゃーんと返してきた。先週は車で行ったら迷ったんで(汗)、今日は一人で電車で行ってきたんだけど…。お気に入りのTSUTAYA、電車で2つ隣の駅前なんだよね(”隣”っていっても、電車で10分、車だと20分もかかる距離だけどね)。
今回、母は懲りずにまた韓ドラを借りこんだわけだけれど、私もがっつりアニメを借りてきたわけだ(笑)。OVAの棚で目に留まった『ねこぢる草』『マインドゲーム』っていう作品。『マインドゲーム』は前から気になってたから借りたんだけど、偶然にも、作画が『ねこぢる草』と同じ人だった!湯浅政明さんていう人。この人は凄いね…アニメーションを手の内にしちゃってるっていうか、もう自由に使いこなしちゃってるように見えた。どう言えば伝わるんだろう…動きをどうやったらいいかっていうのが、天才的に浮かんじゃってるっていうのかなぁ。うーん…ワカンネ (^ω^;)
『ねこぢる草』はちょっと過激なシーンもあるんでアレかもしれないけど(ねこぢるによる原作自体がそういう世界観らしいね…)、どっちもかなり個性的な作品で面白いと思うんで、興味のある方はぜひどーぞ。
ちなみに、『AIR』っていうのも借りたんだけど、これわぁ………割愛 (・ω・)ゞ

電車で読んだ本と、明日からの展望。

前回、素人ながら、エントロピーについての本を紹介してみたわけですが…。今日のTSUTAYAに行くまでの往復で読み終えた本も、追加で紹介しておこうと思います。エルヴィン・シュレーディンガー著、『生命とは何か 物理的に見た生細胞』(岩波文庫)です。まぁ、追加って言えるような本じゃないんだけどね…物理学の大家による、古典的名著だから!
だけど、DNA構造を解明したワトソンやクリックも刺激されたっていうだけあって、ちょっと難しいけど、でも面白い本だと思ったよ。物理法則っていうのは、無秩序に動かされる”微視的な”微粒子が多数集まって示す”巨視的な”挙動の秩序だってことを前提に、「では、どうやって生物は秩序を保っているのか?」を議論しているところは、とても刺激的。生物に興味失くしつつある私にすら刺激的なんだから、科学に憧れる人が読んだらこれは…ハッフンハッフンものだろうね(笑)。
まぁ、理系の方に限らず、読んでみていい本だと思ったよ。古典とは言っても64年前の本だし、訳もかなりアップデートされてるみたいで、かなり読みやすいとは思うんだよね。ただ、巻末で訳者が『生物と無生物の間』での引用を批判してるんだけど、これはちょっと的外れかな。シュレーディンガーの考察自体(特にエピローグあたり)も、ちょっと微妙なところが無きにしもあらずだし、その辺は批判的に検討してもいいかもね(大家だからってビビっちゃダメ!)。とりあえず、オススメしておこう。

さて…明日から9月、か。なんだか結局グダグダなうちに、夏が終わっちゃったな。まぁ、ある程度予想してたことではあるけどね。
だけど、カウンセリングを続けたおかげか、この夏の間に、少し「自分が何なのか」ってことが分かった気がするよ。自分は何を持っていて、何をしたくって、そのために何が足りないのか…それが少しでも見えてきた気がする。
まぁ、今までも自分が天才だって思ってたわけじゃないけど、それでもいろいろなポテンシャルがあると思ってた。「その気にさえなれば、何だってできるんだ!」みたいな。だけど、実際、自分の持ってるものなんてたかが知れてるんだなってことを、やっと理解することができた。極端な話、私が突然、湯浅さんのようにアニメを書き始めたり、シュレーディンガーのように熱意をもって研究したくなったりできるわけがないんだよね。
だけど、人生、諦めちゃ負けだよ。一歩一歩、足元を見て歩いていこう!たとえ頂上にまで辿り着けなくても、やればいいじゃない…それで自分が満足できるのなら。
というわけで、明日からまた、予備校とかに精を出すことにします。みんなも、がんばろー♪

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