半額レンタルの呪縛

寝不足だ…

先週、半額レンタルにつられて、面白そうなアニメを3本も借りてきちゃったんだけど…そんな余裕人じゃなかったんだっけ、自分。結局、昨日おとといで頑張ってみる感じになっちゃったし。
まぁ、今回借りてみたのは、押井脚本の『人狼』と、大友克洋さんの『老人Z』『MEMORIES』ってやつなんだけどね…中でも『老人Z』ってのが面白かったんで、ちょち紹介しておきます。ちょっと古さが香る画のタッチではあるけど、何よりプロットが鋭く時代の先を見通しているのが魅力的。テーマは老人介護っていう深刻な問題のはずなのに、どこかそれを明るく笑い飛ばせるようで、明るい未来を予感できる作品なのもいいと思った。
今となっては、超高齢化の現実は否応なしに社会にのしかかってきているわけで…医学部受験の小論文でも、よく老人医療の問題が問われるんだよね。だけど、そこにはどうしても期待されている”正解”があって、それって、なんかつまんないんだよ。だって、こんなの”正解”なんて決まりっこないじゃん。だから余計に、こういうアニメからの軽いアプローチっていうのは、新鮮で面白いんじゃないかと思ったんだけどさ。

やっぱりアニメって、飛翔してるなぁ…。

ちょっと前に『生物と無生物の間』っていう本を紹介したと思うんだけど、その著者の福岡さんが、書評を新聞の日曜版に書いてました。で、そこまでは普通なんだけど…紹介してる本がジブリって…お前なぁ!!でも、これがなかなか素敵な文章だったんだよね。なんていうか、宮崎作品をやっぱり”科学者”の視点から見ている感じで、しかも単に共鳴するだけじゃなく、宮崎駿の作品に疑問も投げかけてたりして。
こうして、いろいろなことに触れれば触れるほど、今の社会(特に日本社会)の中でのアニメーションの可能性には魅力を感じる。何ていうか、いろいろな物事が線でつながるほど、どの道もアニメにつながっているような気がするんだよね。
やっぱり、サブカルチャーに一度は関わってみたいなぁ…まずは本を買って、勉強してみようか?

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