永遠に生き続けるということ

『地球ドラマチック』で「“永遠の命”は実現できるか?」ってのをやってたんだけど,これが結構インパクトあった.

例によって再生医療の話だろー?と思ってて,まぁ確かに再生医療の話だったんだが,実験室で心臓や肺を実際に作ってるところにビックリ.『アバター』のようにクローン人間を丸ごと作って,そっから必要な臓器を切り取ってくる,っていうグロい(+ そもそも非効率的な…)もんじゃないのはもちろんだけど,自分の壊れた臓器や動物の臓器から細胞だけを溶かし抜いて,残った臓器の「型」に健康な培養細胞を定着させるって発想はなかったわ…なんというか,やっぱアメリカって発想違うな.

さらに,話は別の視点に移って,「自分」をデータとして保存するという試みが登場!自分の体格,動き,表情,思考を全てアバター化して,計算機上で再現するというものなんだけど,これがまたね…キモいんだわ(笑)

しかし,SNSとかの人気を見てると,こういう形の“永遠の命”ってのは十分アリなのかなぁっていう気もするんだよね.私も,ブログを書いていると,私の記録って死んだ後も残り続けるのだろうか?という考えがよぎることがあるんだけど,そんな時代なんだろうか…

…でも,ヒトがずっと生き続ける世界,あるいはヒトが滅んだのちも,その影と思い出だけがデータとして永遠に生き続ける世界って…なんだか哀しくはないだろうか?なんというか,気持ちは分かるんだけど…やっぱりキモいんだよな.実像としても,そもそもその考え方自体も.

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