旅行の反省文 1 – 誰も信じてはならぬ –

旅行から帰ってきて,預けていた車を受け取った.

「ガレージに入れて置く」というのが売りの駐車場だったくせに,車がかなり汚れていて,明らかに長く外に置かれていた印象.さらに,帰り道の途中で,バンパーやドアに盛大なこすり傷を発見.慌てて折り返して,親がどなりこんだ(車は親の持ち物だし,私は運転しないし…そもそもこういう口論が苦手なのです.ゴメンナサイ)

でも,「相互確認していない傷については補償しない」という規約があって,引渡し時にも受け取り時にも車の状態確認はしていないので,相手側は絶対に非を認めないだろう.そもそも相互確認なんて,出発前にも到着後にも,駐車場側から自主的な申し出はなかったんだ.契約内容を逆手にとって,客が言い出さない限りはやらないっていうところが,なんとも不誠実というか,あこぎなやり口だ.

そして,もう1台,旅行中に定期点検に出していた車も,ディーラーがぶつけてるっていう…もうね.まぁ,こちらはさすがに相手側から申告があったけどね.だけど,何年か前に車を大破させられたばかりだからね…2度目ってどうよ?っていう.

旅行中も何度か思ったことなんだけど,契約文書は隅々まで読むのはもちろん,できれば詳しい第三者にレビューしてもらうべきなんだ.自分の目には何のことはない,自然な文章に見える一文にも,その道に詳しい人にしか分からないような抜け穴や罠が仕組まれているかもしれないのだから.

きっと,こういう考え方は商売人には当たり前のことなんだとは思う.でも,私はついつい性善説の立場に立って,相手に任せてしまったりするんだよね.だけど,さすがにベトナムで不誠実なガイドに悩まされ,帰ってきてこれだけの目にあえば,お人よしじゃいけないんだと思い知らされる.世の中に小さな悪人のどれだけ多いことか?契約内容の些細な文言を逆手にとって,少しでも自分に有利なようにしようと企む人間のほうが,おそらく私のようなお人よしよりはるかに多いに違いないのだ.

反省.物事は必ず自分で確認する.特に契約に関することは,相互確認を怠らない.

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