近頃,小高いイヤホンにお金を費やしてばかりいたのだけれど,ふと自分が昔聴いていた音が気になって,ヨドバシカメラで探してみた.
高校生の頃は,東北パイオニアの製品をよく買っていた.2,000~3,000円程度の手ごろな価格で,他者のものより音質も良く,デザインもシンプルで気に入っていたのだと思う.学生にとってもそれほど高い買い物ではないので,だいたい半年くらいで断線させては新しい物を買って…を繰り返していた.
で,今回久々に売り場に行ってみたら,東北パイオニアの製品は全く無くなっていた(というか,親会社のパイオニアの製品自体あまり多くない).まだ,オーディオ事業そのものは続けているみたいなので,おそらく生産者表記を親会社の「パイオニア」で統一したのかな?という印象.
とりあえず,店員さんに訊いても分からないので,ひたすらぐるぐる回り…諦めかけた頃に,ようやく1コだけ発見.
本当に,文字通り1コだけしかなかった.というか,別の商品の欄干に下げられていたものだから,おそらく,陳列替えの時に撤去し忘れたのか,あるいはお客さんが別の売り場で取ったものを置いていったんだろう.ガラケー用の平型プラグ付き延長コードが付いていたり,裏に「(C)東北パイオニア株式会社 2006」と表記されてるあたり,もしかしたら6年前に自分が使ってたのと全く同じ製品かもしれない…(!)とりあえず見た感じ梱包は大丈夫そうだったので,1,980円で購入.スペックは以下の通りでした:
- 型式
- 密閉型ダイナミック
- 仕様ユニット
- φ 10 mm
- 出力音圧レベル
- 102 dB
- 再生周波数帯域
- 7 Hz – 23000 Hz
- 接続コード
- OFCリッツ線 0.5 m
- インピーダンス
- 16 Ω
- 最大入力
- 100 mW (JEITA)
- プラグ
- φ 3.5 mm ステレオミニプラグ(金メッキ)
- 質量
- 4 g(コード含まず)
- 付属品
- イヤホンチップ(L,M,Sx2),1.0 m 延長コード,
携帯電話変換コード(平型ジャック専用)
いま聴くと「え…こんな音だっけ?」と思ってしまう、お値段なりの音だけれど、それでも大好きなイヤホン。
知人に教えてもらった,秋月電子通商のポータブルヘッドフォンアンプAE-HPPMLを頑張って作ってみた.今回購入したのは「ヘッドフォンアンプキット3点セット」,7,600円ナリ(ちなみにアンプ本体とケースの別売りもある).
添付文書の組立方法は,貧弱素人にも分かるようなものではないので,ネットで組み立て報告を探してはんだ付け.(ぐうたら模型劇場さんと人々柱の備忘録さんが分かりやすかった…thx!).たぶん地雷は,一か所だけコンデンサーの正負を逆にしそうな場所があるということ?あとはフツーにはんだ付けするのみ…まぁ,それがフツーに難しいんだけど(10年ぶりくらいに「技術」の教科書とか読んだわ…).
聴いてみて特に文句もないのだけれど、電池交換だけ、デフォルトのケースだと面倒くさい(ドライバが必要になる)のが玉に瑕。
過去のエントリにも書いたけど,XmarksのiPhoneアプリは本当に酷い.環境にもよるんだとは思うけど,起動後たった数十秒で落ちてしまうという報告は,他の人からもちらほらと聞かれる.何が問題って,こんなんじゃ肝心な同期すらできないのぜ…?
ということで,ここはXmarksをサクっと削除して,別のブックマーク同期方法を検索…そしたらフツーにあったわ (´ω`)
Firefoxが公式に作ってるFirefox Syncってサービスなのだけど,ちょっと使ってみた限り,なかなかいい感じだ.基本的にはXmarksと同じ感覚で,Firefox Homeというアプリでブックマークサイトを読むかたちで,必要ならそっからSafariを開くという仕様.アプリ自体の動作はそこそこ安定しているし,アカウントの作成も簡単だった(iPhoneの他に,同期する相手のPCが手許にないといけないけど).
ブックマークを開いても真っ白な画面しか表示されないという不具合が散見されるので,もしかしたら今後なにかあるかもしれないけど…まぁ,ひとまずのお気に入りということで.
CNNの“Sanjay Gupta MD”が,しばらく前から更新されなくなった.
もともとは20分間番組をフルで配信していたんだけど,去年の秋頃から一部しか配信されなくなって,そのうち配信自体が止まってしまった.著作権の問題なのか,それとも採算が悪かったのだろうか…誰も書いていないので分からない.ウェブサイトでは短めのビデオをちょいちょい上げてくれてるんだけど,出先で気軽に見られるところがPodcastの良さなわけで…
そんなわけでしばらく見てなかったんだけど,さっき久々にチェックしてみたら,今年からこっそりオーディオ版での配信を再開したみたい(公式サイトにはアナウンスされてないけど…).映像が無いのは残念だけど,まぁ無いよりはよっぽどいいし,音声だけならバッテリー消費が少ない→よかった!!と思うことにしよう.
講義で何度か聴いて,面白かったので聴き続けているPodcast.リスニング力をつけたいとか,アメリカの医療についていろいろ知りたいという人にはぴったりだと思う.医療そのものはもちろん,人々の医療に対する考え方も日米では全然違うんだなーと実感できるし,海外のニュースも時々入るから,視野が広がって勉強になる.まぁ,あと…単純に司会のサンジェイがカコイイ! (・∀・)
組織学,解剖学,生化学,神経生理学…ここまでで落とした科目.いよいよ「留年」という文字が現実味を帯びてきたなwww…ということで焦り気味(というのが,いろいろ滞っている言い訳です).
基礎系の講義なら過去の遺産を食い潰していけるんだけど,3年生後半になって突然臨床系の講義がガーっと始まり,かなりしんどくなってきた.まだ3, 4科目あるんだけど,そのいくつかは再試に回ることになるだろう.
20代も峠を越えて,精神的にもヘタってきたのか,昔のように授業を聴いて記憶に留めるってことが難しくなってきたし,帰宅してからの頑張りも効かなくなったわ…周りの子は,一体どこから時間を絞り出しているのかね?試験前に集中して,あれだけできるものなのかと…頭の良さなのか,それともあれが若さというものなのか.
最近ぼんやりと思うのは,やっぱり医学部生って,薬学部生とかとは全然違うなぁということ.一言でいえば,オールマイティな人ばかりというか,社会の「上澄み」をうまーく掬ってきたの?という感じ.人間的にしっかりしている子が多くて,ガッツリ勉強して,ガッツリ遊んで,ガッツリ恋して,って感じの子が9割くらいなんじゃないかな.でも,じゃあ大人なのか?っていうと,話してる内容が凄く子どもじみてたりして,その辺がよく分からないんだけど.
いずれにせよ,バイトやお小遣いで,お金には余裕がある子が多いのは羨ましいところ…だから春休みに恋人とオーストラリア行くって子がいたり.一方では,マージャンだのギャンブルだのにつぎ込んでばかりの子もいるんだけど,じゃあそういう子は勉強してないかっていうと,私なんかよりよっぽどデキる.(もっとも,実際には遊び過ぎやひきこもりで,ドロップアウトしかかっている子も少なくなかったりするのだけど,そういう子ってそもそも姿を見せないので,言い方は悪いけど「気にならない」)
そんな環境にいると,つい自分を周囲を比較してしまって,気が滅入るばかりの日々.もっとも,重い腰を上げる後押しにもなるので,悪いことばかりとは言わないけど…なんて,クヨクヨしてる暇があるなら,来週の試験勉強でもしたほうがマシ!!