皆既月蝕

皆既月蝕を撮ってみた.

月

連続写真ではないんだけど,バラバラに撮ったスナップを繋げてみた.欠けていく様子が面白い.

で,大分暗くなってきた頃に露光時間を長くしてみた.まだ欠けてない部分と,完全に地球の影に入った赤暗い本影部分の間に,まだ太陽の一部から光が届いている半影部分があるのが分かる.

月

…そして,ついに皆既月蝕.ここで心が折れた.

おいおい,やる気ねーな!つか画質悪ぃな!!って言われそうだけど…フツーのデジカメ,三脚なしの条件なんだよ!!フリーハンドで,ガードレールに押しつけて固定して撮ってるわけで,それにしてはちょっと凄くね?って自分では思ってるんだけど…どっちかっていうと,デジカメの手ぶれ補正が凄いのか.心が折れたというのは,皆既月蝕に入っちゃうとさすがにデジカメの液晶画面では視認できなかったというオチだったりする.

あと,個人的には月蝕自体より,月が欠けるとともに暗い星が見えるようになって,満点の星空になるのが楽しみだったので,正直完全に隠れた後はどーでもよかったりした.それに,次のエントリで書くけど,旅行中だったんであんまり夜更かししたくなかったし ^^;

ちなみに,使ったのはSONY Cybershot DSC-HX7V(父から社用のものを借りました…).マニュアル露光撮影で,ISO3200,F8.0にして,シャッタースピードを1秒から5秒くらいに調整して撮ってみた.以前は,手頃なコンパクトデジカメだと露光時間や絞りがいじれなかったんだけど(感度もISO800が上限だった),最近のはかなり高機能であることが分かって驚いたわ.ちょっとバックグラウンドのノイズが目立つけど,ぶっちゃけ10年前にはデジカメで天文写真なんてちょっと考えられなかったので,これで十分満足.

昨日は,ふたご座流星群もちらほらと見ることができたので,極大となる15日未明にまたカメラを持ちだしてみようかな.

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学卒3回生の憂鬱

昨日は,久々に知人と映画を観に行った.映画自体は,まぁいろんな意味でドイヒーだったんだけど,その後ちょっとオトナな雰囲気の串揚げ屋さんでご飯を食べて,いろんな話を聴けたので楽しかった!

しかし,こうして話をしてみると,みんな頑張ってるんだなぁ…って思う.インカレのサークルに入ったり,おいしいお店を探してデートや飲み会を楽しんだり…もちろん,勉強をキッチリ押さえている一方で,の話.行動力あるよなぁ…というかお金あるよなぁ…?

かくいう私はといえば,みんなよりいくつも年上で,しかも学卒だというのに,成績は振るわず,何かこれといって才能があるわけでもなく,付き合っている人がいるわけでもなく…正直メゲる.ただでさえそんな状況だというのに,今週は単位をさらにもうひとつ落としてしまったり,とある想い出の手袋を失くしてしまったりして,もうスッゲー落ち込み気味.

でもそんなわけで,昨日は楽しい時間が過ごせたし,久々にゆっくりお風呂に入る時間が取れたりしたので(!),少しリフレッシュ出来た気がする.いよいよ師走,進級をかけた再試験もぼちぼち始まり,休みがちだったアルバイトにも復活するので,ここが最後のひと踏ん張り…!!と自分に言い聞かせています.

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コンテイジョン

『コンテイジョン』観てきた!…これで2度目だけど.

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先生とさし飲み

今日は,教養部時代にお付き合いのあった先生と飲んできました.

…うん,なかなか楽しい!!
よく「同じ夢を見る仲間がいてうれしい!」と言う人がいるけれど
個人的にはこういう,ちょっと傾向というか性格が似ていながらも
ちょっとズレたところに興味を持っているくらいが,喋っていて楽しい.

まぁ,またご縁があればまたこういうこともあるだろう.
どうか,こういう細く長いご縁がたくさん続きますように.

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100th Anniversary of Schizophrenia

そういえば,書こうと思って忘れていた.「統合失調症」の英名,Schizophreniaが命名されてから100周年らしい.

schizo(分裂) + phrenia(横隔膜;ギリシャ時代には精神の座だと考えられていた)というわけで,日本では以前「精神分裂病」と呼ばれていた.けど,原因すらよく分かってない状況では「~症」と呼ぶべきだろうし,そもそもこの名前じゃ「理性が崩壊する!」みたいなイメージがよろしくないということで,2002年に病名が改められた.というわけで,日本の場合は,来年が統合失調症10周年ということになる.

なんでこんなこと書こうと思ってたかっていうと,BBCの記事でDavid Strangeさんという方の例が紹介されていたからなんです.なんだか,オックスフォード大学で大学院生だったらしくて,Wellcome Prizeという有名な賞を獲ったこともあるんだけど,博士課程にいたときに発病して,以降ずっと病院暮らしだったとか.なんか,医学研究を志す人間として,あとちょっと…というところで夢が断たれたという話は,聴いていて本当に胸が痛む.

100年経っても,まだ精神疾患研究の道のりは遠いのか…早く,この病気の原因が分からんことを!

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